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当倶楽部自慢のコーススタッフです! |
コース管理部長 谷仲 龍夫
ゴルフ場は、いまだ続く経費の節減の波にさらされ、思うようにコース管理費用が捻出できないジレンマに堕ちいっています。来場者の減少、客単価の低下が進む現状なれば致し方ないことですが、それがすべての面でサービスの低下に繋がっては、まったく意味がありません。
コース管理でもっとも大切なことは、ゴルファーがいつも良いコースコンディションを望んでいることを知り、ゴルファーの喜ぶコース造りが実現できるようにスタッフが一丸となって努力していかなければならないと思います。
年間のマスタースケジュールを策定し、いつどのような手入れをしたら最良の芝の状態が保てるかを常に念頭に置いています。また、クラブの競技日程にあわせ、年間を通してクオリティーを保つようにしています。今年は3月に全グリーンの芝生の種まきを実施して、夏の暑さに強い、細い葉でよく立ち、低刈りしてもへたらない品質の良い芝を育成します。
キーパー業務の中でも、グリーンの芝の維持・管理は重要なウェイトを占めます。何よりもグリーン管理は失敗が許されません。「芝は繊細で弱いだけに少しでも手を抜くとすぐに反応を示します。芝の管理に大切なことは、ただ見るだけではなく芝を良く観察することが大切です」毎日、こまめに手塩にかけた盆栽のように愛情を持って手入れをすることが良い芝の管理方法です。
芝が病気になっても要因を紐解くことで必ず答えを見出せます。芝生の害は9割以上が人災と言っても過言ではないでしょう。
特に夏場の芝の管理は細心の注意が必要です。こと細やかに適量の水を適切な場所に散水することを怠らず、グリーンの下の土壌の通気性と透水性を確保する。また、天候や気温の状況が刻一刻と変わる中、グリーン面を見て芝や土壌の状態を把握して最良の処置を施すことが重点課題となり、毎日が勝負そのものです。
日々、お客様が来場する前にコース管理のスタッフは、朝の6時から朝靄を突いてグリーン刈りやティーマークの設置等の大忙しの作業に取り掛かります。夏場には炎天下の中、背中に塩を吹きながら汗だくのハードな芝の刈込作業が待っています。より良いコースメンテナンスの確保には、このコース管理の懸命な努力が不可欠です。
ご来場の皆様に快適なプレーをお約束するために私たちコース管理スタッフは、一丸となってコースメンテナンスに精励致しますので、ご声援の程よろしくお願い申し上げます。
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左)穴澤美勝グリーンキーパー、右)谷仲龍夫コース管理部長 |
18番グリーン刈り風景、朝一仕事・最後の奮戦です! |
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フォードのトラクターが刈り込み作業に威力を発揮 |
グングンラフが刈り込まれています |
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エアーレーション作業 |
どんどんコア抜きがされています。 |
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コース管理スタッフ精鋭10名が→ |
→ 見る見る抜いたコアを片付けています |
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